2014年度 赤レンガをいかす会の活動
2014年度 赤レンガをいかす会の活動
1 千葉県との話し合いに入ります
屋根の一部が大きく破損して、建物内部にまで雨漏りが浸透していることがわかりました。
早急に、写真などを整理して、損壊部分の補修対策などの資料として県に提出して、補修対策と保存対策に向けて、管理者である千葉県との話し合いを行います。
2 2014年度春の見学会開催
これまでの見学会実施の季節は秋ばかりでした。
「桜満開の時期にもぜひ見たい」という要望が多くありますので、2014年度は4月に開催すべく、千葉県に要望していきます。
ご期待ください。
3 赤レンガ保存活動の中間報告書出版
2009年に始まった「赤レンガをいかす会」の活動も5年目に入ります。
保存と有効再生利用に関する活動に大きな進展が見られないのは残念ですが、それでも多くの市民の方に赤レンガの存在を知っていただき、大きな関心を呼び起こしてきました。
2014年夏を目標に、中間報告書を作成、出版します。
4 「赤レンガの保存と有効利用を求める署名」を継続します。
市民の声を集めて行政に要望を届けることが大事です。
現在活動中の署名は約800名の方の賛同をいただきました。今後1000名を目標に署名を集めて、行政に提出します。
改めて、皆様のご協力とご支援をお願い申し上げます。
署名用紙をダウンロードしてください。
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5 赤レンガと旧陸軍基地の遺物の整理
国府台全域はかつて広大な旧陸軍の軍事基地でもありました。今でも、各地を掘り返せば、縄文時代の遺物と一緒に、破壊された軍事施設の遺物が数多く発掘できます。
この12月、近くの理髪店を経営されている方からも「桜の刻印を押したほぼ完全なレンガを保存している」との情報が寄せられて拝見しました。
これ以外にも、和洋女子大学の建設工事や国立医療センターの工事現場からも、貴重な遺物が発見されたようです。
今後は、こうした貴重な資料を整理して、ネットワーク化できるようにしていけたらと願っています。
こうした情報をお持ちの方はぜひお知らせください。
2014年度も地道に積極的に活動してまいります。
ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
赤レンガをいかす会
代表 吉原廣